「腰の痛みを治したいけど整体に行くべきかマッサージに行くべきか分からない、違いを知りたい。」
「マッサージは受けたことあるけど整体は初めて」という方も多いのではないでしょうか。
今あなたはそれぞれどう違うのといった悩みをお持ちかもしれません。
整体とマッサージは似た内容が含まれることもありますがいくつか決定的に異なる点があります。
ここでは整体とマッサージの違いをご紹介しますのですぐにその違いがわかっていただけます。
また今お悩みの症状ではどちらに行くべきかがわかるよう選び方も合わせて伝えていきます。
※本稿の文中にある「マッサージは」すべて「リラクゼーション目的のマッサージ」を意味しています。本来マッサージは国家資格である「あん摩指圧マッサージ師」の施術のことを指しますが本来の意図とは異なるため省略します。
整体とマッサージの違いは大きく分けて…
「資格有無」整体:なし、ただし民間資格あり マッサージ:なし、ただし民間資格あり
「施術方法」整体:身体全身を診てバランスの崩れを手を使って刺激し整える マッサージ:コリや硬さ、気持ちよさを追求し指や手で押したりさすったりする
「改善される症状」整体:腰痛、頭痛、肩こり、膝の痛み、しびれ、自律神経失調症からの乱れなど マッサージ:身体を柔らかくする、疲労回復、血行促進、癒し、ストレス緩和など
「目的」整体:全体のバランスを整えて痛みや不調、姿勢の改善 マッサージ:リラクゼーション(心地よさ、気持ちよさ)
「健康保険適用」整体:適応外 マッサージ:適用外
ここに示す通り整体とマッサージはかなり似ていますが施術を受ける目的が大きく違います。
整体は痛みや不調、姿勢改善をするのに対してマッサージは主にリラクゼーションを目的としています。
整体の特徴
整体で改善できる症状は、痛みや不調が伴うケースです。
身体がなぜその症状を出したのかの原因を突きつめ全身状態やバランスから改善ポイントを探していきます。
慢性的な症状の緩和にはこのなぜ症状を出したのかという原因探しが必要です。
レントゲンなどでは確認できないような慢性症状ほど痛みの症状の根本原因を探ることで改善へと導くことができます。
何件も病院や接骨院、マッサージなどで処置したが改善できなかった症状が改善したという声も多く身体のバランスの崩れから引き起こしていた様々な痛みに効果的です。
マッサージの特徴
マッサージで改善できる症状は、主にストレスからくる症状と痛みがないが身体全体が不調と感じるものです。
手のひらや指を使って押したり摩って圧を加えることで身体の不調を緩和していきます。
リラクゼーション目的のマッサージは主に押したり摩ったりされることで皮膚からの感覚が刺激され心地よさや快感物質であるセロトニンやドーパミン、オキシトシンといったホルモンが脳内から発射されます。それによりストレス軽減効果や癒し効果が高くなります。
さいごに
このように整体とマッサージでは一見大きな違いがなさそうですがあなた自身が持っている症状や目的によってどちらがいいかを選ぶことでミスマッチをなくし抱えている問題点に対して最大の効果を得ることができます。